オイスターバーをたずねて

香港の千両

山本紀久雄

香港コーズウェイベイのタイムズ・スクエアで「珠せいろ」を食べる

香港のアジアワールドエキスポAsia World-Expoで「COSMOPACK  ASIA」が2018年11月に開催され、そこに関係先企業が出展するので視察に行った。会場のAsia World-Expoは2005年にオープンした香港最大のアリーナを有する巨大な展示会・イベント施設で、ランタオ島位置する香港国際空港からMTRで一駅。便利だ。

ここの広さは7万㎡というから、東京ビックサイトの9.7万㎡より狭いが、香港にはもうひとつ香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターHong Kong Convention and Exhibition Centre が、香港島の灣仔(Wan Chai)地区にあり、ここの広さは6万3170㎡であるから、両会場で展示会を併催利用すると東京ビックサイトよりはるかに広い。

展示視察を終え、宿泊する銅鑼湾コーズウェイベイのホテルに向かった。アジアワールドエキスポからMTRで香港駅まで行き、ここからタクシーに乗車し、渋滞道路の向こうを見ると「元気寿司」のネオン看板がある。元気寿司のホームページによると、アジアを中心に、各国の優良法人と積極的にフランチャイズ契約を締結し、香港では「元気寿司」と「千両」で展開しているとある。

コーズウェイベイは、香港島で一番にぎやかなところといっても過言ではなく、その中でも時代広場タイムズ・スクエアは、MTRの駅から直結している上に、食事に、ショッピングに、映画にと、人々の目的を全て満たしてくれるショッピングモールである。

ここのB2階は、アクセサリー、メガネ、コスメ類のショップや、「元気寿司」「和民居酒屋」「クリスピー・クリーム」「ハーゲンダッツ」など日本でお馴染みの飲食店が入っているらしいが、歩いていて目に飛び込んできたのは『千両』という看板。入口に若い男女が待っている。

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店内も客が多い。

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メニューには驚いた。既に「豊洲」の名が載っているではないか。

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カキフライと蒸し牡蠣の2品をオーダーした。

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食べてみて直ぐに分かった。先日、兵庫県相生市の「あいおい白龍城」で食べた「牡蠣御前」の牡蠣と同じ味わいだ。ここで「牡蠣御前」を思い出した。「あいおい白龍城」で近くのテーブルに居たお客さんに聞くと「生も食べるが、心配性なので蒸し牡蠣の方が安心だ」という。

ついでに調理人にも尋ねてみると「扱いやすいね。それと生よりいくつものメニューを考えやすいし、一番は安心感ですね」との信頼している様子がありありだった。

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念のため、千両で食べた牡蠣はマルト水産の「珠せいろ」だろうと思うが、日本に戻って確認してみると、やはりその通りとのこと。「珠せいろ」は海を渡って活躍し、受け入れられているのだ。素晴らしい。